シャープミュージアム訪問記!X68000や伝説のPC-5000に会える
2026/1/21 RetroPC NEWS編集部
シャープミュージアムは奈良県天理市にあります。シャープの創業からの歴史と最新技術を一望できる施設です。有料・予約制(¥1,000 – 2026年1月現在)となっています。ガジェット好きや技術史に興味がある方には、非常に満足度の高いスポットです。
主な見どころ
シャープの110年を超える歩みを「時間旅行」するように体験できます。
- 創業の原点: 社名の由来となった「早川式繰出鉛筆(シャープペンシル)」や、創業者・早川徳次が発明したベルトのバックルなどが展示されています。
- 日本初の製品: 国産第1号のラジオや白黒テレビ、カラーテレビなど、日本の家電史を彩る貴重な実機を見ることができます。
- 電卓の進化: 巨大な計算機から、世界初の液晶表示電卓、そしてカード型へと薄型化していく「電卓戦争」の歴史は圧巻です。
- 最新技術: 8K映像技術、AIoT家電、太陽電池の生産プロセスなど、未来に向けた先端技術も紹介されています。
- 所要時間:じっくり見ると1時間〜1時間半ほどかかります。
RetroPC の展示
シャープミュージアムに展示されていたレトロPCをご紹介します
MZ-80K
1978年にシャープが発売した8ビットパソコンです。本体、モニター、キーボード、カセットデッキが一体となった「オールインワン」設計が特徴。OSや言語をROMに持たず、テープから読み込む「クリーンコンピュータ」思想を掲げ、黎明期のマイコンブームを牽引しました。
X1
1982年にシャープのテレビ事業部が発売した8ビットパソコンです。「パソコンテレビ」の愛称通り、テレビ放送とパソコン画面を重ね合わせるスーパーインポーズ機能や、本体からテレビを操作できる連携機能が最大の特徴です。
X68000XVI HD
1987年にシャープが発売した16ビットパソコンです。「パーソナルワークステーション」を掲げ、当時のアーケードゲーム機に匹敵する圧倒的なグラフィックとサウンド性能を実現。漆黒の「マンハッタンシェイプ」筐体も大きな話題となりました。
MZ-2000
1982年に発売されたMZ-80Bの後継機です。グリーンモニターを内蔵した重厚な「オールインワン」設計を継承しつつ、グラフィック機能やサウンド性能を大幅に強化。当時最高峰の処理速度を誇る本格派マシンでした。
ラテカピュータ
1979年にシャープが発売した「テレビ・ラジオ・カセットレコーダー・コンピュータ」の4機能を一台に凝縮した多機能マシンです。MZ-80Kの基本性能をベースに、生活家電とマイコンを融合させた画期的な製品でした
PC-5000
1983年に発売されたラップトップ型パソコンです。MS-DOSを搭載したIBM PC/XT互換機としての性格を持ち、液晶画面とプリンター、キーボードを鞄型に折りたためる斬新な設計でした。ストレージには当時の先端技術である磁気バブルメモリーを採用。国内よりも米国市場を強く意識したモデルで、その後のモバイルPCや互換機戦略の先駆けとなった、シャープの技術力が光る野心的な一台です。
シャープミュージアム概要
| 項目 | 内容 |
| URL | https://corporate.jp.sharp/showroom/ |
| 所在地 | 奈良県天理市櫟本町2613-1(シャープ総合開発センター内) |
| 開館時間 | 9:30 ~ 16:30(最終入館 16:00) |
| 休館日 | 土・日・祝日、および会社休日 |
| 入館料 | 一般:1,000円 / シニア(65歳以上):800円 / 小・中学生:300円 |
| 予約方法 | 電話での事前予約が必須 |
| アクセス | JR/近鉄「天理駅」からタクシーで約15分、またはバス(シャープ総合開発センター行) |










